オーストラリア旅行記

オーストラリア旅行記 最終日

十月十五日

ホテル~ブリスベン国際空港~飛行機~成田空港第二ターミナル~自宅

3:55 はいはい、起きましたよ。二度寝はなしですよ、さすがにね。

こんな時間におきるなんて、カブトムシ捕まえに行っていらいだよ。あたりは暗い。

4:30 荷物をドア内側に置き、部屋を出る。フロントに行ってチェックアウト手続きだ。といってもカードキーを受付台の穴へ落とすだけ。

5:00 迎えが来る。日本人ツアーコンダクターだ。

他のホテルで二名をひろい三人で中型バスに乗る。当然眠る。ねむりは断続的だ。途中、渋滞していた。オーストラリアの渋滞も見ておきたかったが、眠気には勝てん。

 ブリスベン国際空港に到着。成田から出国したときと同様の手続きを踏む。

無事に税関通過。電光掲示板をみると搭乗手続きまでは1時間以上ある。さあ探検だ、といってもこの空港は成田と比べるとせまい。すぐに終わってしまいそうだ。まあいい。みやげ物屋をひととおり見てまわろう。さて、所持金はきっかり20ドルだ。これを使い切るか、中途半端に使うか、あるいは使わずにおいておくかの三択。機内食までに腹が減ったときのことを考えてチョコレートを買っておくか、しかしそうすると中途半端に金が残るな。今は20ドル札一枚だからいいけど。今さらドルをじゃらじゃらいわせてもなあ。どうせあと1,2時間で機内食だろう。行きもそうだった。ということで20ドル札1枚持って帰国することに。

待ち合いフロア。久々に群集の日本人をみた。白人に見慣れているとなんだか不気味にうつる。不気味というよりダサい。日本人はもうちょっと恰好つけたほうがいい。

8:50出発。帰りの飛行機はアタリだ。席は窓際。テレビ画面が前の座席についていて、つまり個人がそれぞれ気に入った番組を見られるというわけだ。これには飛行情報閲覧機能も搭載されており現在の状況もわかるようになっている。高度11000メートル、速度時速983キロ、外気温マイナス46℃。10キロって以外に近くかんじるんだね。

離陸してしばらくするとフレーザー島、そしてレディ・エリオット島がみえてくる。さすがに速い。高度も高いためとなりのサンゴ礁も視界にうつる。北へ向かうにつれ徐々に礁が大きくなる。ほんとうだ、ほんとうにレディ・エリオット島はグレートバリアリーフの最南端なのだ。

10:15 機長のアナウンス。グレートバリアリーフ上空を通過中。今さらかよ。

映画タイム。

『キサラギ』→面白かったのでいずれ139で。

『ダイハード4.0』別に。どこかで聞いたことあるはなし。

『1408』別に。どこかで聞いたことあるはなし。

11:25パプアニューギニアの首都、ポートモレスビー上空を通過。

30分でパプアニューギニアを縦断し、映画鑑賞のうちにグアム、硫黄島を抜ける。旅も終わりに近づく。

16:45 成田空港到着。

帰りの成田エクスプレスにはまだ45分時間がある。マックシェイクでも飲もうと空港にて休憩。しかし時間をもてあまし結局歩いてしまう。

成田のみやげ物屋は日本のものが中心だが外国のみやげを扱っている店を発見。ハワイみやげやらグアムみやげやらトルコみやげやら各国のスタンダードみやげがそろっている。どきどきしながら店内をまわると、そりゃどきどきするさ。だってわざわざ荷物増やして遠く海外から持ってきたものが売っていたらと考えると……ああああ、やっぱあったよ、オーストラリアみやげ。向こうで買ったやつも売っている。しかも安い。それに、ああ、なんてことだ。ガイドの奴がここでしか手に入らないと言った商品も売ってる。やっぱり安くその上ばら売りしてやがる。

教訓!みやげは成田で買え。

成田エクスプレスは千葉、東京、横浜を快調に飛ばしてゆく。ホームには普通電車を待つサラリーマンやOL、学生が無表情のままあふれている。車内の乗客も減り次第に旅行気分はうすれてゆく。

帰宅。夜飯はご飯と味噌汁オンリー。美味いねえ。

さて、オーストラリア旅行もこれにて終了。行く先々でとったメモを片手にさっそくブログ作成といきますか

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オーストラリア旅行記 4日目 4/4

帰りは直行ではなくハービー・ベイに立ち寄った。フレーザー島のすぐ近くに位置し、その世界一の砂島へはここから向かうのがポピュラーだ。残念ながら今回は飛行機の中からの眺めで我慢。過去、鳥取砂丘を駆けおりたように砂撒き散らしてやりたかったのだが。

僕が新しく足を踏み入れた地域を歩き回るのは、街という点とべつの地点を線で結ぶだけでは物足りなく、面で把握したいからだ。事前に地図を頭に叩き込んでもよいのだが、やはり五感を駆使したい。というよりも面倒くさい。

 飛行機からながめるのは、五感の制限こそあれ面の把握ということなら打ってつけだ。これくらいの高度ならある程度三次元把握も可能であるし。ところでgoogleマップ、すごいよねえ。

16:00に出発空港に戻ってきた。半日のことだったが決して他では味わえない黄金の体験だった。車でサーファーズパラダイスまで送ってもらい、ガイドさんと固い握手をかわす。

16:40 戻ってきたサーファーズパラダイスは昨日までとはことなり、活気なく、閑散としている。そういえば日曜日だ。なんというか、おあつらえ向きだ。明日は日本へ帰らねばならぬから。頭の中で蛍の光が響く。

みやげを買わねばならない。チョコレートをいくつかと紅茶を選択。カンガルージャーキーは高かったので見送る。試食したことで満足できたし。30$ほどのスパークリング赤ワインを買おうとも思ったが、僕は機内持ち込み手荷物だけなので税関でストップがかかってしまう。100ミリリットルを越す液体をもっていると税関ではじかれるのだ。液体を持ってかえるならスーツケースが必要となる。試飲するとかなりイケたので買ってかえろうとしたのだが断念。【83$】

最後の夜ということで、ステーキを食べに行くことにする。この界隈で日本人むけの有名店があったので、そこへ行く。まあまあだ。とりあえず後悔はしなくてすむ味。【28$】

みやげを部屋に置き、再び歩く。これで最後だ。今宵の目当ては南十字星。南半球でしかみられない星座は新しいものが多く、ギリシア神話なんかには当然でてこない。南十字星も100年そこそこの若い星座だ。南十字星が有名なのは、全天球で最も小さい星座であること、構成する4つの星がそれぞれ明るいこと、そして、北半球でいうところの北極星の役割を果たすということからだ。しかし!サーファーズパラダイスではあんまり星座がみられない。ホテルの明かりのせいで東京と大差ない。深夜ともなればそこそこ見られるのだが明日の起床時間は3:55である。万が一寝坊したら……と考えると早く寝ないといけない。よし、ここは思い切って繁華街から離れてみよう。暗いほうへ足を運んでみよう。キャデラックに拉致される覚悟をしたのだが、ものの10分歩くと河畔に出た。このまわりは一軒屋なので暗さもままある。しかし西向きだ。南の空はホテルのあかりでやはりみにくい。穴が開くんじゃないかってくらい夜空に視線を這わせたが、みつからない、時間切れだ。

22:00 就寝 チップは残りの硬貨をすべて置くことにする。メモ帳で折った箱の中に。

最終日につづく

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オーストラリア旅行記 4日目 3/4

非常識な色合いと海に不釣合いな静けさ。あらかじめ情報がなければこれが海だとは思うまい。

名のとおりサンゴ礁(コーラルリーフ)がバリア状に広がり遠洋からの荒波をさえぎっている。どこまでもおだやかな波打ち際である。森の泉の精霊も住めそうなくらいだ。遠くに、そこは礁の切れ目なのであろう、白波がみえる。

その海に一歩二歩はいっていくと、神聖なものを侵しているような気がしてくる。とてつもない時間と度重なる偶然がつくりあげた地球の結晶をむげに扱っているように思えてしまうのだ。

しかし何と言っても6万円である。はっきりいって神もひれ伏す金額だ。侵したとしてもお咎めなしであろう。咎があっても、論破してやる。

Photo_22

サンゴに気をつけながらシュノーケリングで泳いでいく。ここらの深さは1メートルくらいなのでうまくやらないとサンゴを踏んでしまう。

子供が冗談で塗ったような原色の魚がおよいでおり、海底には黒いナマコが沈んでいる。こういう世界も本当にあるのだ。この景色のなかでサンゴや魚やナマコたちと、一瞬でも共存しているのが信じがたい。手の届く距離に未知の世界がある。

9:45 今までのはいわば練習。メインのシュノーケリングスポットへ移動する。

 島の反対側まで、トラクターというか、エンジンつきリヤカーというか、とにかく車両で移動。

 太陽の関係からこちら側のほうがさんご礁が発達しているらしい。たしかにバリアがさきほどの海岸よりとおくにある。

10:15 小型の船で十五分くらい沖へでる。島から200メートルくらい離れただろうか、船は止まった。どうやらダイビングスポットについたらしい。

 真っ先にガイドさんが海へ飛び込む。

「天国がまってるよ、はやくおいでよ。」

ガイドわすれて楽しんでやがる。はやくって、あんたがはやすぎるんだよ。しかし、ガイドさんがはしゃいでしまうのも無理ない。10メートルくらいの深さなのだが透明度のおかげでくっきりと海底まで見渡せるのだ。視界にうつる魚は種類も数も多く、単独やつがいや群れなど形態も様々。ウミガメまでも平然と泳いでいる。

僕は楽しもうと、力のかぎりをつくして努力した。

11:30 昼飯

 バイキング形式である。米はこちらに来てはじめての長粒種。ぱさぱさであるが、日本米などいつでも食べられる。

 海岸で魚に餌付けをやったあと島を一周してみることにする。やっぱ歩いてしまう困った性質である。出発まで2時間弱。まあいけるだろう。

強い日差しのなか島を時計回りに歩く。サンゴが砂のように細かいところと、そうでないところがあるのは風や潮のせいなのだろうか。

しばらく行くと青いヒトデを発見。いつのまにか背後に来ていた外国人が

「Star fish?」

ときいてくる。

 僕はそのヒトデを持ち上げることで、答えに変えた。デジカメを持っていたので陸に

あげてやった。Star_fish

「Thank you」

とその外国人はいってシャッターを押した。

「It called “HITODE”in japan. Mean is Human hand.」

などと片言の英語でもいいから言ってみればよかったと思ったのは飛行機にのってからである。ヒトデってすげえセンスあるネーミングだと思うぜ。

 島の灯台をこえ、先ほどの船着場をとおり、渡り鳥の止まり木のある地帯を過ぎる。スタートした地点に戻ってきた。寄り道しながら歩いても、一周45分。ちいさな島だ。

Photo_23

※一匹一匹巣のようなものをつくりそこにとまっている。

もうこの島ともおわかれだ。おそらく二度と来ることはあるまい。サンゴの死骸が人骨の破片のようにみえてきた。それは寂しげだった。僕がこの島をさったずっとあとまで徐々に侵食されながら砂に還るのをまつのだろう。

14:00 サラバ

ちびノリダーが病気の妹のために一生懸命集めていた死んだサンゴをみてガイドさんが

「あまり多く持って帰らないでください。というのも税関で見つかってしまうと罰金ですので。小さいやつなら大丈夫だよ。」

どれを持ってかえるのか思案しているのか、ちびノリダーは集めたサンゴを丹念にみていた。

再び空へ。

つづく

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オーストラリア旅行記 4日目 2/4

8:30 海原に島がみえてきた。飛行機はゆっ くりと旋回する。パンフレットと同じ構図になった。まちがいない。レディ・エリオット島だ。

島の中央をつらぬく形で設けられている滑走路はアスファルトではなく、土である。サンゴの死骸と鳥の糞だけで形成されたこの島には土を持ち込むのさえ抵抗があったのかもしれない。

かつてこの海域では座礁が多かったために灯台がつくられた。およそ120年前のことだ。その時代に環境保全とういう考え方があったのかは定かでないが、現代にはさすがにアスファルトは持ち込めまい。

飛行機から降りる。ぐっと体をのばす。超快晴である。風は生暖かく、ゴールドコーストとは異なりほぼ100パーセントの自然のためか肌が感じる空気感に温度や湿度以外の差がある。渡り鳥は近寄っても逃げない。

トイレに行ったあと、島にある小屋の更衣室にて無料レンタルのダイビングスーツ、シュノーケル、足ひれを装着。無料といっても6万円のなかに含まれているんだろうけどな。

ガイドさんから注意が少々。

「サンゴにさわらないようにして。サンゴは硬くて、こするとケガをしてしまうよ。またサンゴ礁の方も破壊されてしまうおそれがあるから。それから、このあたりの動物はサメもふくめて危険なものはほとんどいないんだけど、この貝だけには注意してください。触らないようにね」と250ミリリットルの缶ジュースほどもある貝がらを手にとってみせた。

「注意点はそれだけ。わかったかい?ちびノリダー。」

同じ飛行機でやってきた日本人家族の末っ子に言う。小学校低学年の男の子だ。きっとこのガイドさんは二十年くらい前に日本にいたのだろう。今の小学生はわかりませんよ。こんなとき鷹揚に

「ガイドさん、古いねえ!」などとわらいあえる社交性と現場度胸がほしい。

たっぷりと日焼け止めを塗るよう忠告される。

シャンプーボトルみたいなやつにはいったお徳用あるいは業務用然とした日焼け止めがそなえつけられている。ガイドさんは白人ということもあるのだろうかクリームが白く肌に残るくらいに塗りたくっている。

「紫外線の量は日本の4倍。私も皮膚ガンになった。ほら、ここも、こっちも。」指差した箇所は手術のあとなのか癒えきらない傷跡のように変色している。初期ならドライアイスで焼くのだ、と付け加えた。

楽器のような音色の足音で海へむかう。砂状にまで砕かれたサンゴもあるが、まだ生前の形をとどめたサンゴの死骸がこすれると澄んだ音をかなでるのだ。

今日は時間にして30分しか経過してないけど、つづく

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オーストラリア旅行記 4日目 1/4

まずはクイズの答えから。

問1 ゴールドコーストの人種割合は?(僕が見た限り)

答え 欧米人が8割。他2割。

2割の内訳は中国人が多くを占め、次に日本人。はぐれメタルとの遭遇率くらいでアラビア系とインド人。前者は肌を隠した衣装で、後者はサリーとティカで判断。日本人が少ないのは時期のせいか。10月だもんね。一般的には休みなんてないもんね。

問2 太陽はどの方角から昇る?

答え 地球の自転のことを考えればわかるのだが、東からのぼる。ただし、北半球では太陽の軌道は南の空を通るが、南半球では北の空を通る。そのため家屋は北向きに造られているのである。

問3 星座の特徴は?

答え なんと上下逆である。オリオン座が見えたのだが、リゲルが上でベテルギウスが下だった。よく星座図解なんかでみる星空に絵を重ねたやつがあるけど、オリオンも逆向きに描かれているのだろうか。

問4 オーストラリアのお札は何製?

答え プラスチック製。マリンスポーツがさかんゆえ、ぬれても大丈夫なようにするためらしい。紙幣とは言わないんだろうねえ。

問5 チップは料金の何パーセントが標準?

答え 基本的にチップ制の国ではない。例外的にベッドメイキングには1ドル程度支払う。

十月十四日 

ホテル~飛行場~レディ・エリオット島~ハービー・ベイ~飛行場~サーファーズパラダイス

6:00 ホテルのロビーで待っていると現地ガイドのおじさんが迎えに来る。

「ゲーッ、外人さん!ガイドにならねえ、言葉わからんもん」

と思ったが、京都なまりの流麗な日本語で話しかけてきた。柔和な笑顔をたたえた人なつこい、小柄なオーストラリア人だ。

ガイドさんの運転する車でまずは飛行場に移動する。グレートバリアリーフ最南端のレディ・エリオット島へは飛行機で移動するのだ。40分ほどの運転のあいだ、程よいおしゃべりのガイドさんの話に耳を傾けながらも街の様子を観察していた。極端に田舎にはならずかといって心寂しさもない、邪魔にならない人口密度を維持している。

Photo_17港到着。空港というより「滑走路」。飛行機というよりセスナであった。飛行機とセスナの違いが何かわからないのでここでは飛行機と呼ぶことにするが、12人乗りの小型機に乗るなんてはじめての体験だ。

ゴールドコーストから目的地までは700キロはなれたレディエリオット島は暖かいだろう、と海パンの上に短パン、Tシャツの上に長袖を着たのだが寒い。

飛行機が滑走路を加速する。Gはジャンボジェット機ほどもなく、騒音、揺れも少ない。快適である。

ある程度の高度をとると機体はくるりと旋回し、北へ向かう。程なくサーファーズパラダイス上空にさしかかる。広大な海岸に向かって挑むように競り立つ高層ビルは朝日を反射し、街のシンボルとしての存在感をはなっていた。 

 

着いた日の夕方、端まで歩かなくてよかった。ここからの眺めなら踏破したと同じ価値があるだろう。なんというか、ジャンボジェット機より高度が低いためはっきりいって丸見えなのである。

機内でサンドイッチとクッキー、フルーツジュースを食し、引き続き風景を堪能する。

雲との距離を楽しみ、水平線を探し、備え付けの地図と地図のような地上を見比べる。地球の表面をゆっくり這っているような錯覚に陥るが、実際のスピードはかなりのものだろう。

実はこPhoto_18の写真は帰りの飛行機からのもの。影の向きでそれがわかる。ほらゴールドコーストはオーストラリア大陸の東海岸だから。

8:00 フレーザー島上空を通過。

つづく

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オーストラリア旅行記 3日目 4/4

前回の写真のおかしなところとは、シャンパングラスが僕の席に集中しているところ。写っているだけで3つ。みんな飲めないんだもん。うまいシャンパンなのにもったいない。でもさすがに酔ったさ。

16:00 新しい弟(?)とともに街を歩く。今日は本格的に寒い。長袖長ズボンでも歯がなるくらいだ。にもかかわらず欧米人は半袖半ズボン。よく平気だな。

本日はオーストラリアクイズといきましょうか。

問1 ゴールドコーストの人種割合は?(僕が見た限り)

問2 太陽はどの方角から昇る?

問3 星座の特徴は?

問4 オーストラリアのお札は何製?

問5 チップは料金の何パーセントが標準?

答えは明日。

19:30 行脚再び

さて夕食後、飽きもせずに歩き回る。まあ、飽きても歩き回るのだが。何度か声を掛けられるが、何いってるのかわからない。ハワイアンなサインを送ってきたので影絵のキツネで応酬する。

明日は早いので適当に切り上げることにする。お待ちかねのグレートバリアリーフに飛ぶのだ。世界一の面積を誇るサンゴ礁は南北2000キロにおよび衛星軌道からも視認できるのである。オーストラリアにまで行ってここに立ち寄らない手はないとオプショナルツアー金6万円也を支払った。

 赴くのは最南端のレディ・エリオット島。手つかずの自然が多く残り、NHKやABCテレビのドキュメンタリークルーも滞在する学術的にも貴重な地域。

 

今夜はバックトゥザフューチャーpart2を見ながら眠る。

クイズの答え、引き続き4日目につづく

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オーストラリア旅行記 3日目 3/4

11:00 式典開始

 新婦とともに一歩一歩バージンロードを歩んでいく。このあいだ、列席者や当の新婦はどのような思いを巡らせているのだろうか。

 列席者といっても新婦家族が僕含め三人。新郎家族も同じく三人。スタッフはパイプオルガン奏者とヴォーカルが一人ずつ。それにウェディング会社のスタッフが一名とごく少数である。しかしそれだけにみんなが同じ気持ちであると確信できるのである。ここにいる全員がただ一つの未来をみているのだ。

  神父の前まで歩き、とまる。

「祝福しますか」

と神父は英語で言った。

 僕は神父の目をみた。神父も僕の目をみた。息を吸い込んで、言った。

「I do.」

僕の声がチャペルに響いた。

 神父の傍らにいた新郎のもとへ、新婦は歩み寄った。

 僕は席につき、二人のやり取りを、真剣にみていた。

 無事に式を終え、シャンパンのコルクキャッチ。念入りな写真撮影。カメラマンは青い眼だが片言の日本語だ。

Photo_9  

会食場へ移動する。新郎新婦の振る舞いをあじわう。

お祝いのシャンパンとケーキが特にうまかった。

Photo_10

 

この写真にはおかしなところがあるんだが、答えは次回。

2倍になった家族が一つの車でサーファーズパラダイスへと向かった。

つづく

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オーストラリア旅行記 3日目 2/4

9:30 到着 【45$】

 ホテルのロビーに着くやそわそわしてくる。探索したくて仕方ない。
 
団体行動をあきらめて歩くことにする。勇者が宝箱さがす感覚である。
「可能性があるならば、我は求めん」
 
ロビーのある建物をでて幅の広い階段をおりる。水と緑を融合させた庭園は太陽を浴び美しく広がっている。一口に水といってもここには様々なものがあり、それぞれの色彩と動きで春の植物とまじわっている。ラグーンに噴水、運河、庭内プール。おのおのが競うように風景との同化を図っているようだ。淡いピンクの鳥も軽やかに園内を歩き……あ、フンしやがった……とにかく歩いているのだ。

庭園1

庭園2

 小道を海へむけて歩を進める。ホテルの敷地を囲むかたちで運河が流れており、ところどころにクルーザーが停泊している。サーファーズパラダイスとはまったく異なった落ち着きのある風情をたたえている。ホテルは低層であるために開放的な雰囲気。立地からみても観光目的の来訪者はいないのだろう。ゴールドコーストへは何度も来ており今さら観光など不必要なんだろう。だからのんびり&クルーザーなんだろう。勇者の宝探しなんぞに興味はなく、武器屋で買うのだろう。足の裏が痛い。

10:30 サンクチュアリー・コーブ・チャペルへ移動。

外観

背面がガラス張りの、白を基調とした建物にただ一つ、クロスの生地だけが青く抜かれている。ガラスの向こう側には川が迫り、陽光を穏やかに反射している。川面の綾がチャペルの壁をなでてつくりあげた揺れ文様をながめていると、陳腐な表現で嫌だが、天国にいるような錯覚におちいる。

チャペル

到着

10:45 カートに乗って最後の二人が到着

みんな笑顔である。

新婦はドレスの裾を持ち、ふわりと芝に降り立った。

つづく

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オーストラリア旅行記 3日目 1/4

十月十三日

サーファーズパラダイス~ハイアット・リージェンシー・サンクチュアリー・コーブ~サーファーズパラダイス

 

6:20 起床 

 パッチリと爽快なめざめ。日本での一分を貪るようなけだるい目覚めが嘘のようである。 

 いい天気だ。ゴールドコーストは年間晴天日数300日を誇るらしい。

 スーツに身を包み、朝食をとりにでかける。そのために少し早めに起きたのだ。

6:50 朝食探し

 前夜に生み出されたゴミを回収しいる収集車を横目に朝の街を歩くがあいている店が少ない。あたりまえか。椅子を並べたり テーブル拭いたりする様子をみるに7:00の開店にあわせて準備をしているのだろう。

 角地に立つ小さなカフェで朝食をとることにする。ここらの店はどこもPhotoカフェ・ド・クリエみたいに扉や窓が開きっぱなしになっているので入りやすい。

メニューを眺め、ならぶ数字に100を掛けていく。パンが高いな。まあ、あんまり腹も減ってないし、少量でいい。普段は朝食なんてほとんどとらないんだし。クロワッサンとカフェラテを指差し注文。

 僕の名前を聞かれる。なんだ? スペルも聞かれる。なんだ?【6.50$】

 待つこと5分。でてきたクロワッサンは、でかい。アメリカンサイズである。ここまでの滞在から判断するにオーストラリアらしからぬサイズだ。生地からは

バターが染み出している。相当量が練りこまれているのだろう。手でつかんで食べるのがためらわれるほどだ。その上小さいケースにはいったマーガリンとジャムが添えられている。まだ油分足りないのかよ。

プラスチック製のナイフが皿の上にのっているのに気づく。やっぱり手で食べるものじゃないんだ。しかしこのナイフ、切れない。ぺらぺらなんだもん。結局手でつかみ食べることにする。

 一方のドリンク。店はセルフサービスでシュガーやポーションミルクを自分でとる形式。日本との違いはチョコレートスプレー(細かい棒状のチョコレート。アイスやケーキのトッピングにあるやつ)が置いてあるということ。調味料ボトルみたいなものに入っており好きなだけふりかけることができるのだ。イチゴバージョンまである。だったらシナモン置いておいてよ。

 メタボリックなじい様があざやかな手つきでチョコレートスプレーを振り掛けている。その腹とチョコレートは説得力で強固に結びついている。僕はそのままでけっこうです。

 この店はアメリカの企業のチェーン店でアメリカ人向けなのかもしれないな。

 おなかいっぱいだよ、ホテルへ戻ろう。

8:45 フロントでタクシーを呼ぶ

 すぐにやってきたタクシードライバーに

「ハイアット・リージェンシー・サンクチュアリー・コーブ」

ホテルの名前を告げる。ここの敷地内にある教会まで行くのだ。

 タクシーが市街地をはなれるにつれ緑色の比重がふえてくる。それにもかかわらず豊かな自然という感じはしない。なぜなら人の手がいきとどいているからだ。

各家々の様子からもそれがわかる、建物一個分の敷地は市街地よりさらに広がっているのだが荒れてはおらず、刈り込まれた植木は隅までぬかりなく手をいれてあることを示している。

つづく

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オーストラリア旅行記 2日目 4/4

18:30 本日の夕食

大きさの違いを堪能したくてマクドナルドに入ることにした。
 
列に並ぶと黒人の少女が注文をとりにきた。へえ、そういうシステムなんだ。『ビックマッグmeal』つまりセットを注文。Mサイズで。【5.95$】

でてきたのは日本で見かけるのと同じ大きさのハンバーガー。味付けは気持ち薄味。どうやらアメリカとオーストラリアの文化はかなり違うらしい。ひょっとするとイギリスに近いのかもしれない。国家元首はエリザベス女王だし。ビッグマック

※ドリンクの前においてあるのは銀行のカード。僕は煙草喫めないのでこんな大きさ比較に。

窓際のカウンター席でポテトをほおばっていると10は年下とおもわれる女性二人組に声をかけられる。ブロンドとブルネットだ。

「KONNICHIWA!」

ほほう、誰かが教えたのだろうか。
「こんにちは!」
元気よく答えたが、くそう、このあとの言葉がでない。二人は日本語を話せるわけではなく、こんにちは、という単語のみを知っているだけのようだ。英語は僕のほうがしゃべれない。

コーラを飲み干し、仕方なく席を立つ。
「Bye bye」
と再び声をかけられが、オウムのように返すことしかできずにマクドナルドをあとにした。   

 腹ごしらえを終え散策再開。
 
酒屋を発見。スピリッツやリキュールの銘柄は見たものばかりだが、ビールはかなり異なる。あと、びっくりしたのがウィスキーのコーラ割りがビンや缶で売ってるのだ。こんなのはじめてみた。それもジムビームやらターキーやらいろんなバージョンがある。コーラで割っちまったら何つかってもほとんどかわらんだろうに。結局買うんだけどね。
ビール×2 【5.70$】
ジャックダニエルコーラ【7.00$】
チョコレート【3.00$】
このあと21:00まであるきまくった。時にはビールを飲みながら。

21:15 帰ホテル
 
テレビを点け、アルコールを煽る。
 
チャンネルは多い。スポーツはクリケットとサッカーとバスケットボールを放映している。
 
さらにチャンネルをまわすとロードオブザリング3がやっていた。
 
ニュースでは有名人が死んだのか葬式の映像が流れている。サングラスにウェスタンハット姿の参列者もおり、服装はかなり自由なようだ。
 
ロードオブザリング3にチャンネルをあわせ、荷物の整理と明日の準備。洋画はバックミュージック風にながしておくと絵になる。

 読書灯の脇においてあるメモ帳をちぎって折鶴を作成。チップと並べて置く。

24:00 就寝
 
ベッドに入り、星座をみるのわすれたな、明日見よう、と考えながら、目をとじた。

 つづく

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