物語 映像

『2012』の裏テーマ

遺伝学者が一対の動物を選ぶという描写があるが、ならばより遺伝的に優れた個体を選んでいるはずである。

乗船券をもらえるのは各分野のスペシャリストか大富豪。

つまり現代において優劣は所得により決するという痛烈な風刺があるな、これは。

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機動戦士ガンダムZZ

グリプス戦役のあと、事態は第一次ネオジオン抗争へと発展する。

この後の話は『機動戦士ガンダムZZ』で語られることになるが、観るに堪えないので簡単に記す。

力を温存する形でグリプス戦役を終えることができたアクシズとエゥーゴの戦いは続くのだが、結果はエゥーゴの勝利。絶対的な指導者ハマーンが死亡することで戦争は終結する。

しかし、連邦の選民体質は何ら変わることはなかった。

戦争という極限状況の方がニュータイプは生まれやすく、政治家たちに人類の革新が浸透しなかったためと予想される。

その意味で、宇宙世紀0060年から0070年にかけて活躍したジオン=ダイクンはいかに先見性のあったことだろう。

0093年。行方不明となっていたシャア=アズナブルが父ジオン=ダイクンの意思を引き継ぐべく、三度地球圏に戻り、連邦政府に対しついに宣戦布告をする。第二次ネオジオン抗争の勃発である。

しかしシャアは潔癖過ぎたため、粛清という方法を選んでしまう。

これに対し人類の革新を支持する穏健派たちをも敵に回してしまうことになる。

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機動戦士Zガンダム 15 カミーユの崩壊

カミーユとシロッコは最後のモビルスーツ戦を繰り広げていた。

カミーユは死者の念を取り込み、体を通してその力を出せる体質。Zはその力を表現できるMS。ジオはそのせいか機動せず、ついにシロッコは落とされる。

しかし死のはざまでニュータイプの念が光となりカミーユを襲った。シロッコの悪意、思念をダイレクトにとりこんだせいか、カミーユは精神崩壊してしまう。

ジュピトリスも沈み、大局としてはティターンズは事実上消滅。

エゥーゴはシャアの行方不明やカミーユの戦線離脱もあり大幅な戦力ダウンするも、ティターンズにかわり有力軍閥として連邦でも地位を高めていった。

アクシズだけが力を残し、グリプス戦役は終結を迎えた。

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機動戦士Zガンダム 14 グリプスを巡る三つ巴・後 ティターンズの壊滅

グリプス2の空域でエゥーゴ、アクシズ、ティターンズの三つ巴の戦いは最終局面を迎えていた。総力戦である。

サイコガンダムマークⅡのロザミア戦死。バスク=オム大佐戦死。ヤザン隊のラムサス戦死。ジェリド戦死。エゥーゴからティターンズに寝返ったレコアもここで命を落とす。

エゥーゴはエマ、カツを失い、ラーデッシュも沈む。

一方グワンバンもモビルスーツをすべてだし、各陣営は多大な被害を出していた。

カミーユは敵味方問わず多くの見知った人が死んだことで混乱していく。子供ゆえに感情のコントロールに乏しいのだ。ジュピトリスではシロッコがそれを不愉快だと評していた。

そんな中アーガマはティターンズの艦隊をまとめて沈めるためグリプス2のコロニーレーザーを使う準備に入る。

それを阻止すべくシロッコのジオがグリプス2に近づいた。

すぐさまシャアの百式が出てレーザーを守るため応戦するも、モビルスーツの性能差からか半壊、シャアはグリプス2の居住区に逃げ込む。

ハマーンも交え3者は居住区に建築された劇場にて互いの正義を語る。「役者じみたこと」とは当人たちも分かっていたが生身でしか語れないこともある。モビルスーツ戦がすべてではないのだ。

シャア「世界を誤ったほうにもっていきたくないだけ。ニュータイプへの革新をまつ。地球を汚染からを救う」

シロッコ「天才が引っ張り、あとは見物人。」役者肌のナルシスト。戦争を遊びにしている。

ハマーン「ザビ家再興。シャア好き」私怨が強い乙女。

そこへカミーユ乱入。「地球の重力に魂を引かれるな。人を殺すな」という少年らしい正義の持ち主。

しかし生身の話し合いも決裂し、再びモビルスーツに乗り込む一同。(しかしなんでシャアはジオをうばわず、半壊した百式に乗るかね。このころのモビルスーツは指紋認証などなくだれでも乗れる設定)

一方アーガマはなんとかグリプス2を発射させるにこぎつけ、ティターンズ戦艦をレーザーの渦に飲み込んだ。

その状況を冷静に把握したアクシズは撤退を開始した。

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機動戦士Zガンダム 13 グリプスを巡る三つ巴・中 メイルシュトローム作戦

エウーゴはメイルシュトローム作戦にでる。アクシズに奪われたコロニーレーザーの電気系統の破壊。あわよくば奪い取る作戦だ。

戦闘空域でハマーンはカミーユのプレッシャーに鳥肌をたたせる。

「おまえは戦いの意思を生む源」と断定するカミーユに対し、ニュータイプと認めるハマーンは12個のファンネルで攻撃する。

カミーユとハマーン、ニュータイプ二人の対峙中、あたりの空域に奇妙な思念が渦巻く。相手の陰に自らの記憶が投影され視覚化、感覚は深化し共感を呼んだ。やがて「同じものを見ている」状態がうまれた。

カミーユはここに人類の革新を見出したが、ハマーンは心の奥底を覗き見られた不快感から拒否、苛烈に攻め立てる。

しかしカミーユはキュベレイを半壊させ撤退させる。グワンバンほかアクシズ艦隊も退却していった。

かくしてメイルシュトローム作戦は成功、グリプス2はエゥーゴの管理下となった。

この戦闘でハマーンはカミーユの存在をもっとも恐ろしいものとし、まずカミーユをたたこうと決意。アクシズをグラナダに落とす作戦にでるも、ラーディッシュがコントロールしていたコロニーレーザーの発射によって進路変更、グラナダは壊滅を免れた。

戦いの中、カミーユは自身がニュータイプと自覚するようになり、またその役割も使命として受け止め始めた。

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機動戦士Zガンダム 12 グリプスを巡る三つ巴・前 グリプスはアクシズへ

グリプス2の脅威の前にアーガマへグラナダ(メラニーヒューカーバイン会長)から命令書が届く。

「ハマーンと手をむすびグリプス2を破壊すること」

シャアが頭をさげ、ハマーンの協力をとりつけるも、屈辱感はアーガマ全体に広がっていた。

ただ結果だけを見れば期待以上の成果を上げることができた。

ハマーン率いるグワダンはコロニーレーザー(グルプス2)の一部を破壊、一時機能停止に追いやり、続けてティターンズの拠点である衛星基地ゼダンの門を破壊するまでに至る。

一方のシロッコはついに積極的な動きを見せる。

ハマーン、シロッコ、ジャミトフの会談を設け、隙をつきジャミトフを殺害。ティターンズの実権を握った。

そしてジャミトフはハマーンの手によって殺害されたと公表し、グワダンをたたけとティターンズ艦隊に伝達。

モビルスーツ戦となるティターンズとアクシズ。

ハマーンのキュベレイはオールレンジ攻撃でパラス・アテネとボリノーク・サマーンをいとも簡単に戦闘不能にするも、さすがのシロッコはファンネルを撃ち落とし両者譲らない。

そのあとニュータイプ同士の精神戦になるもエゥーゴが援護に来たことでシッロコは撤退、グリプス2はアクシズが占拠した。

ここからグリプス2をめぐる三つ巴の作戦が始まる。エゥーゴとアクシズの共闘は事実上終了した。

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機動戦士Zガンダム 11 グリプス始動

次第に劣勢に追い込まれるティターンズだが、ついに切り札を見せつける。

グリプス2のコロニーレーザーである。

グリプスとはグリーンノア2の別称であり軍事コロニーとして知られていた。

グリプスはもともと2つのコロニーをつなぎ合わせたものだったが、再度分離されグリプス1とグリプス2の名前を与えられた。

特にグリプス2はティターンズによってコロニーレーザーへの改造が施されており、ここへきてようやく完成の運びとなったのである。

ティターンズはコロニーレーザーを活かすために毒ガス作戦や強化人間部隊の編成を陽動に充てていた。

この脅威を前にエゥーゴは一時撤退を余儀なくされる。

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機動戦士Zガンダム 10 ダカール演説

ラビアンローズでの補給を受け、アーガマは地球のカラバとの共同作戦にでる。

衛星軌道上からティターンズのキリマンジャロ基地を攻撃し目を宇宙にむけさせ、その隙をつきカラバが直接基地を叩くというものだ。

カミーユのZとシャアの百式は地球へ降下しカラバの部隊に組み込まれた。

キリマンジャロ基地に侵入するカミーユとシャアに立ちはだかったのはサイコガンダムであった。カミーユはパイロットのフォウを連れ戻そうとするも、以前より精神は強化されておりカミーユに気づかない。しかしカミーユの強い思念はフォウの精神を揺さぶり、錯乱させた。

キリマンジャロに逗留中のジェリドも加わり混戦状態となる。

カミーユは戦闘中にありながら幾度も呼びかける。その虚を突きZの背後からジェリドのバイアランが攻撃を仕掛けた。そこへ割って入る機体があった。ついに正常に復したフォウのサイコガンダムであった。

アムロとシャアの眼前で起こったその惨劇は、かつての自分たちとララァ=スンを思い起こさせた。

悲しみの中、カミーユは戦争の終結を祈りシャアの決起を促す。

これを受け止めたシャアはダカールで行われていた連邦議会を乗っ取りエウーゴ代表として、またジオン=ダイクンの子としてその意思を語った。

この日を境にエウーゴ肯定、ティターンズ否定の世論へとかたむいていった。

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機動戦士Zガンダム 9 第三勢力 アクシズ

ドゴスギアにシロッコが戻ってきた。

そこにはティターンズのヤザン=ゲーブルの姿もあった。

ヤザンはノーマルタイプでありながら、モビルスーツ戦においてはニュータイプに劣らない活躍を見せるエースパイロットである。これまでもカミーユと互角以上の戦いを見せていた。

ティターンズのアレキサンドリアとドゴスギア。エゥーゴのアーガマとラーディッシュ。幾度となく戦闘が行われた。実質的な膠着状態の中、第三勢力の存在が浮かび上がってきた。

アクシズと呼ばれる勢力であり、かつて一年戦争から落ち延びたジオンの残党勢力の一つであった。シャアも一時身を寄せていたアクシズは公王デギン=ソド=ザビの二男、ドズル=ザビの遺児であるミネバ=ラオ=ザビを盟主に据えていた。

双方アクシズと接触の機会をうかがっていたが、意外なことにアクシズ側からエゥーゴに接近してきた。

ウォン、シャア、カミーユ、アポリー、レコアがミネバに謁見する

しかしアクシズの実権を握るハマーン=カーンの傀儡と化していた。

ハマーンとシャアには過去がある。

ハマーンはシャアに恋愛感情や思慕の念など心の奥底では好意を寄せていた。しかし征服欲や諦観までも、複数の感情を抱いており、これらが複雑な心理状態を作り上げていた。良くも悪くもハマーンの行動はシャアへの思いから来るところが多い。

今回、シャアが自分の思うように動かなかったことで交渉は決裂、変わってシロッコと協定を結ぶことになった。

これもシャアへの牽制からくるものなのだが、シロッコはそんなに甘い男ではなかった。

ハマーンはシロッコを見くびっていた。

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機動戦士Zガンダム 8 アポロ作戦(宇宙)と連邦議会(地球) 後

宇宙での情勢は地球と相反するものであった。

ティターンズはアポロ作戦を終えシロッコがジュピトリスに帰還してしまうと、フォン=ブラウンを奪回され、グラナダへのコロニー落としの失敗、アレキサンドリア艦長ジャマイカンの戦死、マウアー戦死、毒ガス作戦の失敗など劣勢にまわっていた。

エゥーゴといえばシャアも無事地球から戻り、カミーユには精神的成長がみられ、ニュータイプ能力もさらに伸び、周囲の人間を巻き込むようにして感応を始める。

それは味方にとどまらない。とくに強化人間はカミーユの突出したニュータイプ能力に引きずり込まれ感情を解放することが多かった。

これによって港の爆破事件も見事回避する。

パイロットとしての腕前はアムロ=レイに後れを取るかもしれなかったが、人類の革新という広い意味でとらえた場合、カミーユはいかに才気あふれるニュータイプであったのかをうかがい知ることができる。

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