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9月28日 裁判員制度-知らないことが武器なのです-

たとえばその昔「電気を盗む」というのが窃盗罪に当てはまるかどうかが問題となりました。

刑法には窃盗罪の対象は「有体物(ゆうたいぶつ)」という規定がある。しかし電気は有体ではない。(これは化学者(科学?)が法廷で証言しています。)

結局裁判で犯罪になるとしたんです。

かなり無理があります。法的に矛盾しているんです。そこであらたなルールを設けました。

信じられないかもしれませんが、

裁判例>六法全書

というルールをつくったんです。

法律の辞書より裁判の方がエラい、ということになりました。

最近ではパソコンに関する犯罪はこの類だったでしょうね。

考えると笑えます。

裁きを下す裁判官がパソコンのパの字も知らないんだから。

「法整備を急ぐ」

なんてのはまさにこのあたりでしょうね。

だけどこんなのは稀です。

医学だって薬学だって同じだと思うんです。

あたらしいものはそうそう生まれない。

法学もおなじです。

劇的な判決なんであんまりない。

裁判員なんて気楽にやればいいんです。

なぜなら法律を知らない人が自分の良心に従って意見する、というのが制度趣旨だからです。

学者たちはこれらすべてのことをもちろん承知のうえで制度をつくっています。

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