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6月3日 チョコとご臨終

ネクロスの要塞チョコ。

小学3年生くらいの頃にあつめていた、いわゆるオマケつきお菓子である。

ビックリマンといいドキドキ学園(ビックリマンと似たようなシール。パワー設定がされていた)といいラーメンバー(やはりビックリマンと似たようなシール。二枚重ねであることが特徴)といいキン消しといいカードダスといい忙しいガキである。

まったくガキというのは節操がないから嫌だ。

さてこのネクロスの要塞チョコの食玩は温めると色が変わるゴムの人形であった。

手のひらで包んでいると一部が変色し、しばらくするともとに戻る。

人間の体温に近い温度に設定されていたのだろう。

化学的に有名な物質なのか、技術として難しいものなのか、いまだに知る由もないが、ともあれこのオマケが人気を博した。

友人の誕生日プレゼントにネクロス5個という荒技を繰り出すクラスメイトも、けっこういた。人生かけるに値する人気っぷりだったのをうかがい知ることができる。

このゴム人形は温めると、つまり人間の体温に近づくと変色するしくみであるのだが、これは真夏の気温とも一致する。

よって夏になると色が変わりっぱなしになってしまう。

この状態を僕は「ご臨終」と名付けた。

なかなかいいネーミングセンスだなあ、と我ながら思う。言いえて妙だ。

語感、キレ、一抹の背徳感。

兼ね備えているからこのネーミングは町内に浸透した。

夏場、友人の誕生日会で僕ら小学生が

「ご臨終だ!」

「もうご臨終だよ」

「あ~あご臨終か」

と変声期前の高い声でご臨終ご臨終ご臨終連呼していたから、友人のお母さんはさぞ心配したに違いない。

隣の部屋にいるおじいちゃんおばあちゃんは姨捨山を思ったかもしれない。

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