« 5月23日 キメ台詞 | トップページ | 5月25日 しごとたばこ »

5月24日 キメ台詞 つづき

雨の日、園児たちは始業まで幼稚園のおもちゃで遊ぶのだが、人気のあるおもちゃはすぐにとられてしまう。こういうのはやはり早い者勝ちなのだ。

とはいってもブロックとつみきくらいしかなかったように記憶している。

この二つのうち人気は当然ブロックだ。

第二次ベビーブーム以降に生まれた園児たちはつみきなどというクラシカルなおもちゃで遊ばない。

家に帰ればレゴブロックがあるのだから、我先に馴染みのあるブロックでカッチョイイロボットをつくるのである。

だけど幼稚園にそんなにたくさんブロックはあるはずもない。

それで僕ら後発組は幼稚園に着くや、座りこんで遊んでいる園児たちに向けて一言いうのである。歩きざま、視線をななめ下45度に落とし、

「俺の分も残しておけよ」

なんというダンディな5歳児だろう。

さらにこの台詞には「みんな平等」という人類愛もふくまれているように思う。

僕が考えた台詞ではないと思う。

おそらく誰かが親が話しているのを聞いて、使ったのだろう。

この台詞は5歳児のキメ台詞として第二二葉幼稚園に君臨していたのであった。

|

« 5月23日 キメ台詞 | トップページ | 5月25日 しごとたばこ »

日々雪月花 2010」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 5月24日 キメ台詞 つづき:

« 5月23日 キメ台詞 | トップページ | 5月25日 しごとたばこ »