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2009年8月

軽蔑

軽蔑

監督 ジャン・リュック・ゴダール

主演 ブリジット・バルドー

あらすじ

劇作家ポールとカミーユは睦まじい夫婦だ。

カミーユはアメリカ人映画製作者から誘いをうけるが、ポールはこれを黙認した。カミーユはそれを許せなかった。愛情が軽蔑に変わった。急激で鮮やかなまでの変化だったが、確かなものだった。口論をはじめるようになる二人。

二人の関係というのはいつも緊密で、危うい。

お互い思うからこそ一緒にいるのであって、一方が別れを望めば当然破綻する。

糸は一本なのだから。

やがてカミーユはポールのもとを去る。

難解でよくわからなかった。

シーンひとつひとつの意図がつかめない。人物たちの台詞は、それは真面目なものなのか、何かの比喩なのか、冗談なのか風刺なのか、さっぱりわからない。それがどこからもたらされるのかすらわからない。時代のせいか、国の違いか、監督の好みか、あるいは決定的に僕には映画を観るための知識が不足しているのか。

わかるのは、夫婦愛の限界と、愛情が軽蔑に変化するのに大した理由も時間は必要ない、ということくらいか。

オデュッセウスとユリシーズの話が執拗に出てたから、まあつまりオデュッセウスとペネロペイアの話なんだけろうど、このような夫婦においてさえも冷めてしまう不確かさを訴えているのだろう。

ローマに帰る途中、カミーユが事故死してしまうのは、これはデウス・エクス・マキナとしか思えない。

【―昔はすべてが共犯の歓びのなかで無意識に過ぎていった。何もかもが異常で魔法のような気軽さとともに起きた。自分でも気付かぬうちにポールの腕に抱かれていたものだ。

―その気軽さがカミーユと僕の態度から消えた。欲望に燃えても相手を冷静な目で見られるか。彼女ならできるかもしれない。

―私は内心にある復讐の感情を込めて話した。

―彼女は嘘をつけば外見だけはうまくいくと思ったようだ。彼女は嘘をつこうとしたが、思い直してつくのをやめた。

―今度は私が彼を苦しめる番だ。曖昧な言葉で私が見たものをほのめかす。

―僕が間違っていた。彼女が裏切ったように見えたのは外見だけだ。彼女の真意を見極めるべきだ。

―迷えば迷うほど私はわざと平静さを装った。感情が生んだ混沌を理性で解き明かすために。】

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欲しいのもの行きつけのバー。響く氷の音、艶めかしい出会い、嗚呼焼けつくのは喉元から。

横浜バー行脚を企画中である。

とりあえず三つの街を攻めたいと考えている。

1、元町

2、馬車道

3、横浜駅周辺

各町5~10店ほどまわり、採点する。町ごとの一番気に入ったバーにボトルを入れよう。

ルールとしてはどこでも必ず飲むカクテルを決めること。

肴も同じようにしようか。

個人的にはジンライムかモヒート、ジンリッキー、ミモザあたりが候補。シンプルなもののほうがいいだろう。

肴はカプレーゼ。「いいバーはうまいオムレツとサンドイッチを出すものなんだ」との台詞からこの二つも候補に挙げたいが、スタンダードメニューなのだろうか。

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フレフレ少女

フレフレ少女

監督 渡辺謙作

主演 新垣結衣

あらすじ

語るべくもない。

たとえばこんなストーリーであるだろう。

主人公がひょんなことからその部活動に興味をもつ。

いかに「ひょん」を演出できるかが序盤のポイントとなるだろう。「ひょん」を飛躍させばさせるほど観客は食らいつく。つかみはオーケーというやつである

つかんだところで、そう簡単に練習ははじまらない。その部活動は部員が足りず、勧誘動に東奔西走することとなるからだ。時には顧問の先生も求めるかもしれない。

やがて部員がそろう。しかしみなそれぞれの理由から参加を希望し、意志の統一というものがない。目的はバラバラなのである。

また部員数はぎりぎりである。ここがミソなのである。なぜなら一体感を演出するには少人数の方がやりやすいし、映画という二時間の中では大勢に個性を持たせることが困難である点もある。不人気部活にいきなり大勢は集まらないだろうというリアリティの問題もある。

やがて部員たちは最初の大会に参加することとなる。しかし寄せ集めの素人たちが何かできるはずもなく、失敗してしまう。

さていよいよ師匠との出会いのシーンだ。これは大人を登場させることで人物群に厚みを持たせることを目的している。真に描写力や企画力があったりすぐれたプロットを持っていれば、そんな浅ましく涙ぐましい演出は不要であるが、現実には難しいので癖のある指導者で手を打つ。

主人公たちの熱意が大人の思慮分別や妥協を乗り越え、駆逐し、終いには圧倒せしめ、逆に引き込んでいく。師匠を追い越していく爽快感と成長性のために用意されているのだ。

またクライマックスへむけての、若く青い潔癖さこそが人の心を打つことへの布石にもなっている。

その後もライバルとの戦いや解散の危機を乗り越え、いつしかその部活動を心から好きになっていた登場人物たちは、一つの目標に向い、力を合わせる。

熱き思いが群衆の心をとらえ、大きな(?)力を呼び起こす。

自立あり成長ありの、自分との戦いの物語なのだ。

欲望と個性が弱い。よって登場人物たちに生命が吹き込まれていない。

うわべをなぞって描かれた紙人形みたいだ。

現代人はみな自由のはずである。しがらみにとらわれながらも選択は常に傍らにある。

新橋のお父さんたちだってそうである。部長の背中に包丁を突き立てるのは簡単だ。カッチョイイ捨て台詞を吐きハードボイルドな夜の街へと溶け込んでいけばいい。お腹をすかせた女房と子供たちの涙も美しく光るであろう。

自由ゆえ選択があり、またその選択には数多の欲望が秘められている。欲望こそ個性の呼び水となろう。

これ多分さ、新しいタイプの応援だよね。

泥臭くみんな言葉だけは知っているけど、実情はよくわからない応援団がモチーフなんだから、古いタイプの応援団を前面に押し出すべきだった。

下駄箱に恋文をいれる酔狂は学生の特権だけども。

社会に出てからやったらカッコイイかもね。

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容疑者Xの献身

小説よめばそれでいい。湯川役の人がダサすぎる。

唯一の収穫は堤真一の演技。

繰り返すが小説を読んだ方がいい。

今回は以上。

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マルサの女

あらすじ

板倉リョウコは税務署調査部のやり手職員。地道な仕事ながら現場で鍛え上げられた経験と天性の責任感から幾多もの脱税を暴いてきた。仕事ぶりは持ち前のプロ意識ゆえ時に人間味がなく、昔ながらの小商店からも厳しく取り立てするなど徹底されたものであった。

あるとき権藤商事という同伴宿を経営する会社に脱税のにおいを嗅ぎつける。

代表取締役の権藤とやりあうも、帳簿上で調査には限界があり、また権藤の周到な税金対策を前に尻尾をつかむことができないままでいた。

そんなリョウコのもとに国税局査察部への異動が命じられた。マルサと呼ばれる花形部署だ。

狂喜するリョウコ。ここでも活躍を見せ、また希少な女性職員としてのアイデンティティーも発揮しながら忙しくも充実した毎日を送っていた。

そこへ権藤に捨てられた愛人から権藤商事の脱税のタレこみがあった。マルサには強制捜索=ガサ入れの権限がある。権藤商事に対しても積極的な働きかけができるというわけだ。かつての遺恨に決着をつけようとリョウコは使命に燃える。

対する権藤も銀行、議員、暴力団、マネーロンダリング屋など複雑に組み上げ所得隠し、一筋縄ではいかない強敵である。

やがてマルサは入念な準備のもとガサ入れに成功し、巨額の追徴に成功するのであった。

社会小説とは。

つまり社会と自分とのつながりを描いたり、また、社会の中の自分をどのように位置づけいかに生きるかを問う小説。……と結論づけておこう。

社会派作品とは。

社会小説とは異なり、ある社会のある一部の客観描写に終始した作品。

よって個人的な要素は極力排斥されており、実存性は影を潜めている。

本作は後者。リョウコの息子のダイちゃんと権藤の息子の太郎君が“苦悩”と言えなくもないが、弱い。

社会派作品は個人的には物足りなく感じる。個人的苦悩がないと燃えないんだな。ドキュメントの方が上を行く気がする。

バブル期の税金(所得税)対策に焦点を当てた意欲はすごいと思うけど。意欲作というのはモチーフにほぼすべての神経を使ってしまう性質のものなので、上がみえるというか。まあ、蘊蓄で魅せる映画ですね。

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プラダを着た悪魔

パッケージをみたとき悪魔はアン・ハサウェイなのだと思った。

本編を見るとメリル・ストリープであることがわかり、さらに先を見るとやっぱりアン・ハサウェイじゃないかと思うも、クライマックスで悪魔になることをやめてしまう、というはなし。

うーーん。

【今月の走行距離 36キロメートル】

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八月十八日 蝉が腹を見せ始める

【今月の走行距離 30.7キロメートル】

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最強ハイボール

自信をもって薦めるオリジナルカクテルその2

いや、オリジナルかどうかなんてわからんけど、自分でそこにたどりついたという意味です。

『最強ハイボール』

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  テイスト 中口

 アルコール度数 14度

 材料

  ウィスキー……………適量(30ミリリットルほど)

  ライム…………………1/4ほど、短冊切りや輪切り

  レモン…………………1/4ほど、短冊切りや輪切り

  トニックウォーター…適量(残部に対して6割ほど)

  炭酸水…………………適量(残部に対して4割ほど)

 作り方

1、レモン、ライムをざくざくと切る。ライムを多めにすると苦味が、レモンを多めにすると酸味が強くなる。個人的にはライム多めが好み。

2、タンブラーに氷、レモン、ライムをまぶすように入れる。

3、ウィスキーを注ぐ。30ミリリットルほどかな。

4、トニックウォーターと炭酸水を6:4ほどの割合で注ぐ。

5、軽くステアして出来上がり。

トニックウォーターと炭酸水のふたつをいれて、重厚さとさわやかさの両方を醸すのがポイントです。

もちろんジンベースでもウォッカベースでもラムベースでも最高にうまい。

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地球の静止する日

あらすじ

地球に地球外生命がやってきた。同時に世界各地に謎の球体が出現する。

政府は各分野の専門家を非常招集する。地球外微生物科学者のヘレンのところにもその使者が来た。この生命とコミュニケーションをとり、また解明し、目的を探るためだ。

胎盤のような宇宙服から生まれた生命体は急速に成長、クラトゥと名乗った。目的は複雑な生態系を維持できる希少な「地球」という星を守るためであった。

「ヒト」という一種族のために危機に瀕している。つまり、人類を滅ぼすためにやってきたという。

クラトゥはヘレンと継子の関係性を近くで見るうち、ヒトの破壊性を認めながらも、同時に存在する友愛精神を認めていた。

そして、人類を滅ぼすことを思いとどまる。滅びに瀕している今こそ進化の時であるとの望みを、人類に持つことにした。

真新しことは何もなく、まあよくある話である。

ただ多くを語らない見せ方は挑戦心があって偉いと思う。

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クライマーズ・ハイ 評

小学生の頃の話。個人的な話。

富士山にほど近い山奥の祖父の家によく遊びに行った。

内孫のうち唯一の男児ということもありひどくかわいがられた僕は、定期的に行くことが義務付けられていた。

当時は、素直な良い子だった僕は祖父祖母の「よく遊びにきたねえ」「大きくなったねえ」とう通り一変の感想に、すこぶる孫らしい無邪気な笑顔で応じていた。

夏休みには特別な楽しみがあった。この山奥はカブトムシの宝庫だったからだ。庭にスイカや桃の食べかすを撒いておくだけで朝には群がっていた。

カブトムシがオス、メス合わせて50匹。

クワガタはノコギリクワガタが10匹。コクワガタが10匹。アカアシクワガタが5匹。バカノコが5匹。ヒラタクワガタとミヤマクワガタはレアで各3匹。

10日ほどの滞在でこれほどの戦利品をあげられるのは町内で僕だけだった。学年でも、学校全体でも僕だけだったかもしれない。

帰りの電車では、「ボク、すごいわねえ」と最大限の祝辞をいただいたものだ。100匹近い甲虫類を抱え、虫カゴでは足りずお菓子の箱や缶までもガサガサ言わせていた。

このカブトムシの行方については別の話がある。親父さんから聞いた話だが、僕の性格の一端をとらえているように思う。またどこぞで語るとしよう。

お盆、というと思い出すのはこのカブトムシと、それから日航ジャンボ機墜落事故である。

盛夏の折、富士の山奥の祖父の家に介した親戚一同でテレビを見ていた。本来なら僕は「夏だ一番!ドラえもん祭り」をみたかったはずなのに、ただならぬニュースの雰囲気にすっかり飲まれていた。

いとこの兄ちゃんがカメラの後ろでピースをするガキどもをみて怒りをあらわにしていたのをよく覚えている。

「人がたくさん死んでるのににやけてピースするなんて許せねえ。死んだ人や家族のことを考えろ。」

この事故は僕にとって、人の死というものを理解する成長過程の一段階であったといえる。

新聞社ではたらく面々の熱い仕事ぶりを描く。

仕事にたいする思いが、力強い行動となって映し出される。

芸術性と商品価値、自己主張と世間体。迫る締切にからみつく人間模様。

生涯一記者である悠木の姿が美しい。

悠木は挫折してしまうのだが、しっかりと生きざまを見せつけた。

深遠なテーマがあるわけではない。ひねりのあるプロットというわけでもない。

ただ役者の演技のみを見ていて飽きない佳作であると思う。

【藤岡市民体育館は遺体検視後も死臭を取り除くことができず、解体され別の場所に新しく建て替えられている。跡地は公園や市民ホールとなり、公園の一角には慰霊記念碑が設置されている。】

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クライマーズ・ハイ

あらすじ

1985年8月12日。群馬と長野の県境の山中にジャンボジェット機が墜落した。

すぐさま前橋にある北関東新聞社にもその報道がはいった。

40歳になっても部下一人もたず、記者一筋で生きてきた悠木に全権が与えられた。

地方新聞社の意地「現場で他社を圧倒する」という社訓を地で行く生涯一記者である悠木にデスクを任せることで生ずる化学変化が、想像をはるかに超えた未曽有の大惨事をうまく捌けると読んだのか。あるいは悠木を一皮むけさせようとした上層部の意図もあったかもしれぬ。

全権デスクを任された悠木はさっそく墜落現場へ若い記者とカメラマンを向かわせ、翌朝の一面にその雑感を載せようとした。北関東新聞社始まって以来の大事件と向き合い一流の新聞を作るため、上司にかみつき、部下や同僚を叱咤しながら、自身も使命感に燃えていた。

しかし、大久保事件、連合赤軍事件を栄光として保持したい上司たちは小細工を弄し、この命がけの雑感を一面トップから外してしまう。

旧態依然の社の体質、保身と体裁で固められた器の小さな上司たちを目の当たりにし、悠木は情熱を失ってしまう。しかし彼の真摯な姿勢は社員を引きつけていた。

翌日、悠木は東京から地方新聞を買いにきた令嬢に遭遇する。この令嬢は地元紙が一番詳しく書いてあるだろうとわざわざ買いに来たのだ。

地元紙のプライドを揺り動かされ再び意欲を取り戻す悠木。鬼気迫る勢いだ。

翌朝の新聞には事故と政治の両方にうまく睨みを利かせた素晴らしい一面を出すことに成功する。

次のスクープは事故原因。

他誌に先駆けて入手した情報の裏付け取材を行うことにした。

販売部と全面戦争覚悟で入稿を遅らせる段取りも組んだ。

しかし結局裏付けがとれず、事故原因についての記事を見送ってしまう。

「チェック、ダブルチェックだよ」

悠木の新聞記者としての主義にどうしても反せなかったのだ。

結局、他誌に事故原因を抜かれる。

責任をとる形で社を辞す悠木。

その後、中央へ行ったのか、新聞記者を辞めてしまったのか、それはわからない。

むろんこの男が新聞記者以外の仕事ができるとは思えないが。

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八月十三日 盛夏真只中

いいね「○○らしい」っていうのは。

俗っぽさを享受すると、自分も上手く生きているんだぞ、って錯覚することができてさ。

【今月の走行距離 23.2キロメートル】

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八月十一日 北風の心地よいこと

【今月の走行距離 20.2キロメートル】

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ウィスキー大会・終了

というわけで買ってしまいました、山崎12年。

やっぱりうまいね。

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次回の踊る酒飲み企画は2つ候補がある。

1、ウォッカ大会~ウォッカをどの果物で割るのがうまいか~

いろんな果物を絞り、新鮮のままいただき採点する。やっぱりグレープフルーツが優勝候補か。マンゴー、リンゴ、巨峰、桃、ザクロ、キウイ、すいか。どれも結構うまそうだけどな。

2、オリジナルカクテル品評会

いまのところ自信のオリジナルカクテルは2品。もうひとつ開発して一人3品×3人、計9品ほど取り揃えれば面白い大会になるだろうな。

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ウィスキー大会・個別感想

前回も書いたが、ウィスキーというのは値段が如実に味に反映されるようだ。

それもうまいか、まずいかが極端にあらわれる。ここは出費を覚悟していい酒買おう。

個別の感想を書く。

山崎12年

とにかくまろやかである。くちあたりよさは特筆すべきものがある。甘味と香りが豊かであるため、ウィスキーが苦手な人も飲めるはずだ。安いウィスキーしか飲んだことがなくて苦手意識を持っている人はぜひ一度飲んでもらいたい。衝撃をうけるはずである。

響17年

山崎12年と近い味だが、多少ウィスキー臭い。その分味に奥行きがあると言える。アルコール好きの人は山崎12年よりもこの響17年の方が好きかも。

見た目麗しいボトルに惹かれ買う人も多いのではないか。

バランタイン12年

ピート(泥炭)で香りづけしてあるスコッチらいいスコッチ。口あたりよく、無難に仕上げていると思う。

白州12年

これもピートでの香りづけがしてある。山崎との違いはここにあったか。

シーバスリーガル12年

これもピート。バランタインと白州と味に大差はない。ただ、このシーバスリーガルが一番癖がないように感じた。価格面のこともあるので、同系3種の中での一押しとしておこう。

山崎10年

2年の壁は厚かった。実に分厚かった。山崎12年のあのまろやかさは消え失せ、味に鋭角さが出てしまった。ただ、癖はないのでハイボールの刑に処すならこの山崎10年がいいだろう。

少々贅沢なハイボールか。

サントリーローヤルプレミアム15年

アルコール臭強いな。これはきつい。熟成年数が嘘のようだ。値段は安くないだけにお勧め度はかなり低くならざるを得ないなあ。

マッカラン12年

こんな味だったっけ。同一熟成年度だとジャパニーズウィスキーに軍配が上がるな。

これなら、スーパーピート臭いラフロイグを堪能した方がいい。

ワイルドターキー8年

バーボンの味は嫌いではない。好きだ。このワイルドターキーも好きなウィスキーだった。すこしフレーバーな感じもある。

ただ、舌にビリビリくる刺激がある、山崎12年なんかを飲んでしまうと余計に感じる。

そのせいで過小評価を受けた感じはあるかな。

ジャックダニエル

やっぱり舌ビリビリ系。フレーバーさがないため個人的にはいつもターキーに一歩後れを取っている感じ。

このあたりからコーラの刑に処すのが当たり前になってくる。

角瓶

はい、舌ビリビリ。ただ日本のウィスキーであるためあまり癖はない。コーラやトニックウォーターで割るための酒として常備しておくといい。

フォアローゼス

当然のようにビリビリ。それだけ。

ジムビーム

今回の単独最下位。問答無用で舌ビリビリ&ゴムの不快なにおいもある意味不明な酒。個性的ゆえそこがいいという人もいそうだけど、広く一般には受け入れられないだろう。

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ウィスキー大会・審査終了

さっそく結果発表(点数左は僕の、右はH君のもの)

1位 山崎12年         5点  5点    10点

2位 響17年          5点  4点     9点

3位 バランタイン12年   3,5点  4点   7,5点

4位 白州12年         3点  4点     7点

4位 シーバスリーガル12年   4点  3点     7点

6位 山崎10年       3,5点  3点   6,5点

7位 ローヤル15年       2点  3点     5点

8位 マッカラン12年    2,5点  2点   4,5点

9位 ワイルドターキー8年    2点  2点     4点

9位 ジャックダニエル      2点  2点     4点

11位 角瓶            1点  2点     3点

11位 フォアローゼス       2点  1点     3点

13位 ジムビーム         1点  1点     2点

前回の黒ビール&スタウト大会のときと同様、僕とH君の点数に大きな開きは見られなかった。

さらに今回注目すべき点は3点の少なさ。これは試飲中も感じたことだ。

「おいおい、3点がないぞ」

「うまいか、まずいか、だな」

と語り合っていた。値段が顕著に表れるな。

完全優勝、山崎おめでとう。

結論!

ロック、ストレートで飲むなら値段的にも山崎12年がおすすめ。

プレゼント用ならボトルが綺麗な響17年を。

ピートの香りを楽しみたいならシーバス、バランタイン、白州から好みを選択。

ハイボールは山崎10年で。

あとはコーラとトニックウォーターで割って飲んでくれ。

次回、それぞれの雑感を書くことにしよう。

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ウィスキー大会・大会ルール

大会ルールを記しておく。

一、審査員は今回も僕とH君の二人である。

一、一人五点、計十点満点で採点され、順位を決する。

一、ストレートでいただく。

一、少量を口に含み、味わった後に飲む。酔わない程度の量である。

一、一品試飲した後は水で口とグラスをゆすぐ。

一、試飲順は厳正なあみだ籤により決定。

一、競技中、僕とH君は感想を漏らすことは認められるが、点数を口にしてはならない。

籤の結果以下のような試飲順となった。

 1 サントリーローヤルプレミアム15年

 2 山崎12年

 3 ジムビーム

 4 バランタイン12年

 5 山崎10年

 6 ワイルドターキー8年

 7 白州12年

 8 角瓶

 9 ジャックダニエル

10 響17年

11 フォアローゼス

12 マッカラン12年

13 シーバスリーガル12年

さあ、試合開始。

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ウィスキー大会・選手紹介

2009年8月7日。13種類ものウィスキーが集結した。

飲み比べてどれがうまいか決めようというわけだ。複雑雑多なウィスキーを選ぶ時もう迷わないように。

まずは、戦士たちを紹介しよう。数多くのウィスキーの中から、なんとなくポイントをとらえた選び方だと思う。価格は大体の購入価格として参考にしていただきたい。

響17年 日本 ブレンド 8,900円

山崎12年 日本 シングルモルト 6,700円

山崎10年 日本 シングルモルト 3,700円

白州12年 日本 シングルモルト 6,800円

サントリーローヤルプレミアム15年 日本 ブレンド 4000円

角瓶 日本 ブレンド 1,100円

バランタイン12年 スコットランド ブレンド 3,500円

シーバスリーガル12年 スコットランド ブレンド 2,500円

マッカラン12年 スコットランド シングルモルト 4,000円

ワイルドターキー8年 アメリカ バーボン 2,300円

ジャックダニエル アメリカ ブレンド 1,800円

フォアローゼス アメリカ バーボン 1,300円

ジムビーム アメリカ バーボン 1,100円

何とも値段に大きな差があるものか。この差を覆すことは果たしてできるのか。

個人的には響17年と山崎12年の二強。そこにスコッチがどこまで食らいつけるかがポイントとなりそう。

それと白州12年の存在が不気味なところ。いままで飲んだことがないので楽しみだ。

さらに山崎10年。熟成年数2年の差はどの程度かみものである。

反対にアメリカ系は厳しい戦いになると予想される。ワイルドターキーの踏ん張りに期待したいところだ。

RED、アーリー、ハーパーもほしかったが、ジャックやフォアローゼスと大差ないだろ。

あれ、アイリッシュ系が無い。

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八月四日 七月二十二日、皆既日食

限定ものに弱い。日食などいい餌だ

欠けた太陽が見たかったわけではなく、あたりが闇に包まれる臨場感を堪能したかった。無愛想な雲のおかげで一寸の変化もなかった。ただ道行く人々が虚空を仰ぎ見る物悲しい姿だけが、かろうじて日食の存在を示していた。

その日のニュースでは日本中で日食が観測できたことを伝えていた。日食はすごかった。悪石島では蝕の最中、真の暗闇に包まれていた。雨模様のせいで月が太陽を蝕む様を視認することはできなかったものの神秘的な体験だったことだろう。

一方東京では雲の隙間から日食を観測できたようだ。

気になることが一つ。人々は雲からのぞく蝕の様子を携帯電話のカメラ機能に収めようとしていた。真っ先に取るべき行動ではないように思う。

写真などいつでもプロがとったものがいつでも手に入るだろうに。

体験を記憶するために、真剣に見ることの方が大事だと思うけどな。

語ることができるのはあなただけなのだから。

【今月の走行距離 16.2キロメートル】

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八月三日 本日、 熱された市民プールのような肌ざわり

ジーンズを穿くことができない。

このくだらない、子供じみた自我を何とかしてほしい。

ま、似合わないんだけどね。

【今月の走行距離 11.2キロメートル】

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完全な遊戯

完全な遊戯

石原慎太郎

あらすじ

深夜二人の男が車を走らせていると、一人の女が道路脇に佇んでいた。

調子のいい台詞で車にのせ、強姦する。

素性の知れない女なので、監禁し売春宿に売り飛ばす。

しかし、女は精神疾患を患っており、売春宿の主人から引き取ってくれるよう申し渡される。男たちは悪事を隠蔽するため女を殺し、海へ捨てる。

社会への警鐘としてはやりすぎだよ。真剣に書いたわけじゃなく、好奇心で書いたとしか思えない。

健全な人間は吐き気を催しますよ。

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2009年7月

転機の月となるのか現時点ではわからないが、それが転機であるのかはある一定期間を要し振り返った時に確定するものなので、とはいえある種の変化が内に発生したことは確かのようだ。

「始まりの終わりか、終りの始まりか」

とはまったく不確かな現実を的確に表したことばで。だけどとるべき行動に大差はないのです。

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