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2009年7月

桜桃

桜桃 
太宰治/角川文庫



あらすじ

表面上は立派な家庭、夫婦仲は良好。

実際妻は「涙の谷」と己を揶揄する行き詰った家族。

夫は自分がかわいそうで仕方ない。家族に気をつかいながらも結局は自分が一番かわいい。自己正当化を書き連ねている。

「かわいそう」であるがゆえ外に女を作ることも許され、高級品である桜桃など食べている。

しかし、良心の呵責からか、味などまったく感じない。

夫の苦悶が、家族にくっきりと影を落としている。

底知れぬ暗さが全編に漂っている。

「子供より親が大事、と思いたい」

との殺し文句も、ただの正当化だと理解している。自分に嫌気がさしている。

「涙の谷」たる妻のすべて分かっている。そのうえであえてやっている。

脆弱な男が、破滅に向かうヒタるタイプの小説。

反面教師ととらえるか。夫を肯定し、彼の行動をなぞるかは、読者の自由。

これ小説か?

【本日の走行距離 5キロメートル】

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7月30日 トップランナー

どんなジャンルだってプロってのはすごいよなあ。人気とは関係ないな。経済性も同様に無関係。真に実力のあるパフォーマーたち。

圧倒的な凄味があるよ。目を奪われる。呼吸も忘れる。一発でそれがプロであるとわかる。

気楽な商売人がテレビで跋扈する、それ自体は構わないが、そのせいで一流の露出が減ることは、明らかに社会の損失だよ。

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ウィスキー大会・序2

ウィスキー大会ルール追加。

参加選手は、原則12年ものとします。

【本日の走行距離 6.2キロメートル】

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ドラゴンクエスト9 本編攻略

要は、職業とスキルの割り振りだろう。多少の錬金と。

主人公。剣スキルに振り、バトルマスターに転職。剣は攻撃力+30まで。あとは闘魂。

仲間1は僧侶。途中転職はしない。スキルは基本槍へ。割り振りのときのみ転職してHP+や素早さ+などを習得してもいい。

仲間2は魔法使い。こいつも転職なし。スキルはまず杖。祝福の杖をおぼえるまで。あとはやはりHP+やみのまもり+をねらう。

仲間3は武闘家または戦士。ダーマまでは力+などで様子見。貯めてもいい。その後斧に振り分けるといい。転職はパラディン。100なら斧装備可能。それと博愛。余れば盾。

攻撃、回復、補助、守りとパーティに役割分担させると楽に進める。

常時持ちたい道具は上薬草、特薬草、満月草。数個ずつ持たせておくこと。錬金で簡単につくることができる。

その後の世界へ進むのなら仲間2は魔法戦士、仲間3は賢者へ転職。ウォルロ東の高台で稼ぐ。

秘伝書系は魔法戦士と僧侶、槍、それから盾が使える。

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ドラゴンクエスト9 シナリオ

最近のアクセス数の増加にはいったいどんな原因があるのかねえ。

ドラゴンクエストⅨへの需要かしら。

ではシナリオプロット面での感想。

完全に「依頼と代行」型。前半は連作短編のような作りで構成される。ある地域に赴き、敵を倒し、問題を解決し、人々からの感謝という報酬を得る。後半になるとさらに大きな悪にぶつかりこれを駆逐、世界は平和に、というオハナシ。

その短編一つ一つがこれまた凡庸で古臭く、ありきたりでマンネリで繰り返しで予想通りでああもう、一体なんだってそんなことに。

『まんが日本昔話』のうわべをなぞっているみたいだ。

神話的構造をゲームという新しい分野に持ちこんだから面白かったわけだが、二十年がたち、もう枯れちまったか。

さて、オクチナオシにギリシア神話からエピソードを一つ語りましょうか。

アポロンがエロスを小馬鹿にした。

それに腹を立てたエロスはアポロンに恋の矢を、美しい少女ダフネには鉛の矢を射った。

これによりアポロンはダフネに恋い焦がれ、反対にダフネはアポロンから逃げるようになってしまった。とはいえアポロンといえば主神ゼウスの実子であり、オリンポス12神にも数えられる由緒正しき神。頭脳、芸術、運動神経、神通力などあらゆる点で秀でた力を持っている。やがてダフネは捕まってしまう。まったく神話の神というのは屑野郎どもばかりなのである。

それを見ていたダフネの父である河の神は、辱めを受ける前に彼女を月桂樹に変えてしまう。

アポロンが月桂樹の冠をかぶっているのはそのためなのだ。

それでも攻略法なんぞを書き連ねてみましょうか。明日ね。

【本日の走行距離 6.4キロメートル】

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愛すべき彼女の名

「松本珠季です!0歳です!」

よろしく、リトルベイビー。

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ウィスキー大会・序

黒ビール&スタウト大会が(個人的に)好評だったので、続いて約束通りウィスキー大会を行おうと思う。しかしこれは酔っぱらうだろうな。選手を厳選する必要がある。

今日のところは候補選手をあげよう。最終的には10選手位に絞りたい。

まずはやはり山崎。12年と10年の2選手を参加させねばなるまい。熟成年数の差というものが一体どれほどのものか知る必要があるだろうから。ちなみに値段は2,000円ほど変わる。

次は響17年。鑑賞に耐えられる素敵なボトルがニクイ響。僕がウィスキーを嗜むようになったきっかけの酒でもある。贈り物にもいいだろう。

この響と山崎12年が優勝候補の双璧と考えている。

廉価系からはサントリーのRED。オールドやトリス、ホワイトなど迷いどころだが、安いイメージが一番強いのはこのRED。大学の時みんなで吐いたしね。

それとスタンダードとして角瓶。まあここははずせないだろうな。あとはリザーブあたりか。

アメリカからはワイルドターキー8年、それからジャック・ダニエルだろうな。ハリウッド映画でよくでてくるし、世界的な有名ブランドだから、今大会に参加させないわけにはいかない。

そして僕が「名前は聞いたことあるけどよく知らない」酒として選出する3品。このあたりの優劣をはっきりさせたいがための大会であるといっても過言ではあるまい。(だって、響と山崎はうまいんだもん)

バランタイン、シーバスリーガル、フォアローゼス。熟成年数はのちほど考慮する。

さらに加えるならジムビーム、アーリータイムズ。選出に苦心するところだな。

スコッチからはマッカランが単身参戦。いろいろ銘柄はあるが、一番有名だと思われるこいつが適任だろう。ラフロイグと迷ったが、あれは癖が強すぎて、どういう味かくらべるまでもないから除外。

まあ、いいバランスなんじゃなかろうか。

さて、試飲方法は次のようにしたいと思う。

グラスに氷を1つ落とす。15ミリリットル注ぎ、一口だけ含む。飲まずに吐き出し(もったいねえ)チェイサーでゆすぐ。これを一連の流れとする。つまりロックだ。

【本日の走行距離】5キロメートルです

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7月27日 好きな言葉

「大きな心で、押しの一手や」

小説『青が散る』文春文庫/宮本輝

で登場人物の金子が主人公の椎名遼平に言った台詞。

言葉は拙くとも自分の力で語りたいが、やっぱり世界には珠玉の言葉が埋まっているよな。

遼平は佐野夏子という美少女に恋い焦がれていて、夏子の性格を見据えたうえでのアドバイス。金子は女性関係に疎いのだが。

しかし、夏子は後から登場した御曹司に奪われてしまう……うおぉぉ、超切ねえ!もうダメ、俺、泣きそう。

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7月26日 元町で山崎

近頃足を運ぶのが横浜は元町。

ショッピングモールをそのまま据えたような街のつくりは驚嘆ものだ。

雰囲気のある街というのはとても、いい。

元町のダイニングバーにボトルを入れた。

バーでは外国人がピアノ伴奏のみでMaroon5this loveを歌い、やかましくもあるがまあ異国情緒ということでよしとしよう。

いれたボトルは山崎の12年である。

これがまた、うまい。信じられないくらいうまい。

食事はトリュフのパスタがいいかなあ。

イタリア帰りの友人が作ってくれたものには負けるが、★★★★☆である。

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7月25日 三回忌

親父さんが死んだことにあんまり実感って持てないのだけどさ、焼香しているときに、ああ、やっぱ死んだのだなあ、って思うのです。

「生きてはいるけど二度と会えない」という状態と「死んだ」っていう状態の違いって、ないよな。

死者には心の中に。

だけどやっぱり今生きている人に会いたいよね。

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7月9日 東西と南北の交接点・下

神楽坂にある37年間ルー継ぎ足しカレーが名物の老舗喫茶が閉店するという。

YAHOOニュースで記事を見かけたとき、自然とあの街を思い出していた。

坂は一歩ごとに景色が移り変わっていくほど急なこう配であり、華やかな目抜き通りと、葉脈のようにめぐらされた小路に、風情をたたえた食事処が並ぶ。

歩いて飽きない街であった。

しかしながら当時の僕にとっては何といっても生活の場であり、通学路であり、アルバイト先であった。

残念ながらその喫茶店の存在も知らなかった。

あの街で遊ばなかったことは学生時代の後悔の一つだ。

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7月1日 東西と南北の交接点・上

幼いころから割に多くの引っ越しを経験してきた。

学んだこともいろいろあったように思う。

生活環境をかえるという摩擦が内から変化をあたえ、それを自身で小気味よくもてあそんでいたりもしただろう。

「住めば都」というのは嘘だと知った。惰性であり、心が環境に飼いならされるだけなのだ。

おかげでお国根性というか、出身地を贔屓したくなるという気持ちは摘まれたようだ。いいじゃん、皆兄弟じゃん、と思うのだ。

引っ越しをし、近辺の店舗をひと巡りする。新しい街への好奇心も次第に和らぎ、その時の生活習慣に慣れ、さらに数年たったころ、ふと郷愁に駆られる。

この「懐かしい」という感情は一地域限定らしい。

東京から静岡に引っ越し数年が経つと、東京に対して懐かしさを感じる。

その後、静岡から神奈川へ引っ越せば、すでに東京は懐かしさの対象ではなくなっている。

僕の場合どうやらそういうシステムになっているようだ。

今、神楽坂である。

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