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電車男

話のスジ自体は超古典的なもので。ダメ男が高嶺の花に恋をする話なんて古今東西やりつくしている。ありきたりなお話だ。

とはいえ『電車男』には魅力がある。古典の中にいかに新しい要素を取り入れ昇華させるかが、移ろう現代の課題と言っていいだろう。ありきたりの古典と現代特有のオタク文化を融合させるという手法で、古い恋愛物語を変容させた。

映画化もされているがドラマの方がいいできだと思う。二時間という限られた時間だと話のメインである恋愛事情に終始せざるを得ない。使い古されたありきたりのB級ラブストーリーで終わってしまう。

一方ドラマだといろんな演出ができる。おたくの側面を強調したり、ネットの住人にスポットをあててサイドストーリーを作り、物語世界を重層的に語ったり。おたくならではの一能突出(抜きん出たパソコンスキルなど)による市民権の獲得は今現代にこそ描くべき良質の素材だろう。

キモイと言われても、誠実にがんばれ、ってね。

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