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白夜行

白夜行/TBS 

小説版とは異なり、メインの二人の心理を中心に描く。

ハードボイルドさは影をひそめ、かわりにヒューマンドラマ性が比重をしめた。

しかしながらこの作品で二人の繋がりを真正面から表現するのは難しい。

子供じみたわがままさが目立ってしまうからだ。世界の狭い子供二人が不幸を盾に悪意をまき散らしている姿に感情移入はできない。

あえてトライした意欲は認めるが、やはり「つながりを観客に晒さないからこそ感じる絆」というほうが与える印象は強い。

もっとも、プロットは悪くないように思う。

役者陣は実力者ぞろいで、彼らの演技だけを見ていても飽きない。

とはいえ脇役女優陣が美しすぎてヒロイン喰っているのは、作品としてはいただけないだろうな。余貴美子、麻生祐未、奥貫薫、西田尚美、佐藤仁美など、綾瀬ではなんというかまだまだ格が違う。

役者陣は上にあげたような強者ぞろいなのに、最後までトレンディドラマ然とした雰囲気を脱し切れていないのは残念だ。

ラストの亮司と笹垣の対決のシーン。12月24日の繁華街にも関わらず、二人の会話の間通行人が通らないんだもんな。こういうのは、醒める。

安っぽい指輪などしないほうがよほど画面が映える。

それなりに楽しめる作品、で終わってしまったのが残念。

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