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機動戦士ガンダム 5

ソロモン攻略

連邦軍がサイド3に攻め入るにはジオン軍の2つの宇宙要塞を落とす必要があった。ソロモンと、それからア・バオア・クーである。ソロモンはサイド1に位置し、連邦はまずこの要塞に攻撃照準を合わせた。

ホワイトベースは攪乱のため中立コロニーであるサイド6に寄港する。

サイド6でアムロは父、テム・レイと出会う。

テム・レイは連邦軍の技術者でガンダムの生みの親である。しかし酸素欠乏症にかかり正常な事理弁識能力は奪われており、軍からも見放されていた。

変わり果てた父親を目の当たりにしたアムロも、見捨てるかのように雑踏へ姿を消した。

アムロにはこのコロニーで運命的な出会いが待ち受けていた。

シャアと、それからララァ・スンとの出会いである。

シャアとはモビルスーツ戦で合間見えることしばしばだったが、生身での出会いは初めてであった。貴族のように洗練された振る舞いと、シャアという個性が放つ存在感、それにライバルとの予期せぬ出会いが生んだ驚きからアムロは気後れし、まともに口が聞けなかった。

アムロがその男がシャアであると知ることができたのは、隣に付き添うララァ・スンという少女の言動からであった。

ララァはシャアにより優れたニュータイプとして見出され、救われたことから半ば心酔しているが、アムロに相対すると興味を惹かれないわけにはいかなかった。アムロはシャアよりも強いニュータイプ能力を持っており、精神的感応により分かり合える存在として互いの価値を深層心理下で認め合ってしまっていた。

人類の可能性は両者の肩を拠り所として息づいていた。しかし戦乱という時代がシャアをも交えた三者の間に横たわっていた。

サイド6を出港したホワイトベースはサイド1にあるソロモンの空域へと向かう。

ソロモンはドズル・ザビ中将指揮下のジオン軍重要拠点である。

戦況は連邦軍優勢。ドズルも自ら新鋭モビルアーマー、ビグ・ザムを駆り、一時は圧倒的な戦闘力で反撃に出るも、成長目覚しいアムロ以下ホワイトベースによって撃沈される。

かくしてジオン軍はサイド3の重要防衛拠点の1つであるソロモンを失ってしまう。

ソロモンが陥落したことではっきりと劣勢を悟ったジオン公王デギン・ソド・ザビは連邦と和解交渉のためにレビル将軍の下へ向かっていた。

一方、キシリア旗下のモビルスーツ部隊は連邦との交戦を続けていた。

そこにはシャアとララァもパイロットとして参戦していた。ララァの搭乗するニュータイプ専用モビルアーマー、エルメスが猛威を振るい、連邦のモビルスーツを駆逐していく。

そんな中、再び対峙するアムロとシャア。しかしアムロはパイロットとしてすでにシャアをはるか凌駕していた。守勢に回るシャアにとどめのビームサーベルが伸びた。そこに割って入る機体があった。エルメスだった。ララァはビームに焼かれ命の灯を無くそうとしていた。刹那、アムロとララァは精神的感応に包まれた。高い感受性をもつ彼らにしか見えない人類の革新。だがその事実が救いか地獄かはまだわからない。

シャアは涙を流し、戦場をあとにした。

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