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ファイナルファンタジーⅣ

ファイナルファンタジーⅣ/スクウェア

・ゴルベーザの音楽がすげえ格好いい。僕がジャイアンツの選手だったら、バッターボックスに向かうときにはこの曲をかけてもらう。

・ストーリーについて言及する。セシルとゴルベーザ、セシルとカインの軸をもっと際立たせてもよかったと思う。リディアとエッジはカットして。
 
群像劇として成立させたいなら、個々のキャラクターのエピソードをインパクトあるものにしないと。そしてそれを物語の本筋と絶妙に絡めたものでないと。神話的手法ではなく、あくまで近代文学のような構成なんだから。
 
セシルとリディアの複雑な関係など素材はいいのに、まるで生かせていないのが残念。出来事がすべて単発で終わっている。行動と感情の連鎖がほとんどみあたらない。心理の綾がでていないのはそのためだ。
 
そもそも簡単にパラディンになれちゃうのがいけない。たったそれだけで贖罪なのか、とかえって醒めてしまう。世界中を駈けずりまわり艱難辛苦の末に、ようやく罪をつぐなえたとすればいいのに。パラディンになるためにすべてのクリスタルの前で禊をしなければならない、とかありきたりなものでいいから。とにかく達成感が欲しいところだ。

・パーティメンバーが入れ替わるシステムは面白い。テラなんか正義のためではなく、完全に私怨のために戦闘に参加しているという、異色の演出もできたわけだし。

・魔法に詠唱時間の概念があるのはいい。リアリティがある。

・シナリオとは別のところで、今作でも“超ボス”が存在する。まともにやっては勝てない敵だ。これはパズルみたいな要素があって面白い。
「『決して答えられない問題』をつくるのと、その問題を解くのはどちらが難しいと思う?解答者は出題者に対し常に敬意を払わねばならない。」
と誰かが言った。敬意を払うかはさておき、自分なりに解を組み上げていく快感というのは、確かにある。

今回のパズルの名前はプロトバブイル。
きつかった。パズルの解き方は次回。

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