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十二月五日 くりホテル

『羊をめぐる冒険』の主人公とキキがドルフィンホテルのことをいるかホテルと言っていたのにならって、モンブランホテルのことをくりホテルとよんだ。

モンブランホテルは愛知県西部にあるごく一般的なビジネスホテルである。名前がユニークだというだけでいるかホテルみたいに特別なものがあるわけではない。

ただし特徴というのはある。

1。駅近である。地下鉄の駅から歩いて五分ほどのところにある。

2。リーズナブル。悪名高き東横インよりもやすい。

3。そして危険。安いのには訳があるといったところか。

この危険度がすごい。はっきりいって死者がでていてもおかしくない。僕が泊まった部屋だけがそうなのかは知る由もないが、これはひょっとしたら建築基準法違反とか、ナントカ法違反とか、法にふれていても不思議はない。むしろ法にふれていないほうが不思議だ。個人住宅ならまだしも、不特定多数の人が利用する施設なのだから許されることじゃないと思う。

本当は何人か死んでいるのかもしれない。

死者が出ているとしたら、死因は転落死である。

ベッドは窓にぴったりとよせられており、その二つの高さは見事に一致する。

窓を開けると手すりがない。窓に危険を促す注意書きもない。何もない。窓を開け放って寝たとしたら、寝返りをうったが最後アスファルトに叩きつけられる。6階だぞ。

もちろん気をつけていればまったく危険ではない。酔って星を見ない限りは大丈夫のはずだ。が、念のため鍵をかけて眠った。

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