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一月二十八日 右手と左手を見比べる

「お菓子は一つにしなさいよ」

というような厳格な、というか一般的な家庭で育ったせいだろう、いまだにそのルールに縛られている。三つ子の魂というやつは厄介である。現在でもスーパーに出かけるたびに、お菓子売り場を行ったりきたりしてしまう。
「このプリンクレープとやらが気になる、しかし待て、森永チョコレートも捨てがたいではないか。板チョコの方が長く楽しめるしな。しかし、おまえ、未知の世界に興味はないのか?後悔しないか?“プリンをそのままクレープにしちゃいました”なあんてあおり文句は伊達じゃないぞ、多分。いやいや新しいものに惑わされるな。老舗を信じるんだ。まてまてまて、失敗と反省から歴史は作られたんだぞ。」
メビウスの輪のような自問自答に苦しんでいるのである。
そして20分迷ったあげく
「両方買えばいいんじゃん」
と気づくのだ。

しかしいざ両方買うとなると、なんだか、後ろめたい気分になるのである。

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