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十一月二十九日 ふさわしいみやげ

東京土産として一体何がふさわしいか考えたことがある。今も考え続けている。

僕が土産としてふさわしいと考えた条件は4つ。

1. 持ちかえることができるもの。

2. その土地固有のもの。土地との関連性があるもの。

3. ある程度の認知度。

4. 伝統あるもの。

よって宇都宮の餃子などは却下。意味わからん。どこにでもあるだろうし、伝統というより村おこしの一環だろ。

山口のふぐも駄目。収穫高が高いだけじゃ認定はされない。審査はきびしいのだ。

ただし「わんこそば」みたいにアレンジがみられるのはオーケイ。わんこそばはもちかえれないので却下だが。みやげであるのかな。

福岡の明太子はオーケイ。

北海道。白い恋人。六花亭マルセイバターサンド。

秋田。きりたんぽ。

宮城。ずんだもち。牛タンは仙台発祥じゃないだろ。それにどこでも食べられる。

南下して静岡。お茶。

愛知は味噌煮込みかな。ういろうもある。

三重は赤福。

奈良。奈良漬け。

京都。八橋。

広島。紅葉饅頭。

香川。讃岐うどんは微妙。審議の対象となった。

さて、東京である。まず第一候補としてあがるのが『ひよこ』だろう。しかしちょっと考えてしまう。これはただのお菓子だ。比較的ポピュラーな味だ。ひよこがなんで東京と関係あるのかわからんし。おまけに福岡の会社だ。条件2に反する。

最近は『東京ばなな』というのもある。しかしなんでばなななのか不明である。東京という文字を商品名につければいいというものはない。

東京ど真ん中生まれの人にもきいてみた。

有名菓子店のケーキという意見がけっこう挙がった。なるほど。土地独自のものではないような気がするが、東京の巨大経済都市という側面に注目すればこれほど土地の独自性があるのもめずらしいかもしれない。

雷おこしはだめ。これは東京みやげじゃなく浅草みやげなので。

もんじゃというのはどうだろう。月島限定なのだろうか。だったら駄目だ。

ペコちゃん焼き。審査以前に誰も知らん。

結局有名菓子店のケーキ(最近はスイーツというのか)が暫定東京みやげとして僕の中で君臨していたのだが、最近ライバルの存在を知った。それは東京都庁に売っているというのだ。

水である。東京の水。缶の中にいれて販売しているらしい。これはいい。条件にぴたりと一致する。これに決めた、と思いきや、不味くないのだそうだ。ちゃんとおいしく加工してあるらしい。それじゃただの水だ。みやげにはならん。やっぱり有名ケーキかなあ。

これまで書いてきて今さらだが、条件をもう一度練り直したほうがいいな。矛盾なきように。これだと鳩サブレーは微妙だし、明太子がオーケイなら茨城の納豆もオーケイにしなきゃならん気がする。でも納豆はどこにでもあるし。

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