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オーストラリア旅行記 1日目 2/2

14:52 空港到着 

駅の改札を出てすぐに検問があってパスポートか航空引き換え券の提示を求められる。空港エリアに入るだけでパスポート見せんのかよ。最終的に何回見せることになるやら。

空港構内へ。薄暗い。なぜにだ。省エネか?犯罪は増えそうだぞ。

15:10 航空券の受け取り

スーツケースはこの時点で預けることができ、通常なら身軽にショッピングやランチを楽しめるのだが、僕の場合は飛行機への持ち込み手荷物のみなので、なんにも変わらず。ああ、重い。

15:30 昼食 

夜の機内食の時間を考えてもこのくらいの時間でちょうどいいだろう。イタリアンに入る。

この店の店員はなぜかみんなボンタンをはいている。小島よしおみたいな顔した店員に

「この、オムライスグラタンってどんなものですか」

と聞いてみるも

「オムライスをグラタンにしたものです」

とやっぱり小島よしおみたいなしゃべり方で切り返す。迷いのない答え方がいい。反論の余地を与えない素晴らしい一手だ。【1230円】

ところで空港って誰の所有物だ?収益体系は?維持管理は?株式会社成田空港だったりするのだろうか。目的が場屋の提供だったりして。職場のにいちゃんねえちゃんに聞いてみるか。

トイレに行く。個室(つまり大の方)は二つ。和式と洋式が一つずつ。和式の扉には

〔Japanese  style〕

とかいてある。

「日本男児はこのスタイルでないとできません!やりません!やらせません!」

みたいな静かな、だけどガンコな主張のようにうつる。確かに和式の訳としちゃ正しいのだけども、ニンジャみたいな誤解を招きそうだ。今となっては洋式便器のほうがメジャーだろ。Shouwa styleとかOld styleとかにしてほしい。 いや、styleという単語がよくない。Japan  version とか For Japaneseとかでいいじゃないか。

そこへ外国人のじいさんが入ってきた。どんな反応をするのだろう。しかし当然かな、洋式へ入っていった。これ以上用もないのにトイレにいると完全に不審者なので、あきらめる。いつかJapanese  styleでミッションを終えた外国人をみてみたい。未知との遭遇を果たし、昂ぶった表情をするに違いない。

16:15 空港探索・税関前

さて、時間があるので成田空港第二ターミナルを探検することにした。はじめての場所に来ると隅まで踏破したくなる。手荷物をコインロッカーに預け探索開始だ。【300円】

歩きまわるうちに成田空港の構成がわかってきた。

地下一階、地上四階の五層構成。地下一階は成田エクスプレスの改札とつながっており、ここから入ってきたわけだ。一階は到着ロビー。成田に着いた人々が日本へ入ってくるわけだ。二階は売店やATM機、有料待合室がある。なぜか野菜も売っている。しかも土のついたやつ。においが場違いだ。三階は出発ロビー。これから飛行機に乗る人が航空券をもらい、出国手続きを経て空の人となるためのフロア。四階にはみやげ物屋とレストランがならぶ。小島ボンタンがいた店もこのフロア。

三階にはバス乗り場があり、高速道路へとつながっている。遠くに「成田国際空港」のネオンが見える。それを見たときこれから外国へいく実感がないことの理由がわかったような気がした。利便性を追求した結果なのだ。空港に来るためにしたことといえば、ただ電車に乗っただけ。自動的にまったく知らない空港に着いてしまったためだ。ここにいたる苦労がないのだ。ベルトコンベアーに並ぶ冷凍食品みたいに淡々としている。それにこの後もパスポートと搭乗券をみせれば今度は飛行機に乗れてしまうのだろう、その予感も非現実感に一役かっている。

感動上手になろう。そうすれば実感もわいてくるだろう。

さてそろそろ疲れた。出国手続きをしよう。エスカレーターに乗る。すれ違った黒人の男の子がベルトをつかんだ僕の手の甲を小突いた。僕はにっこり微笑んだ。男の子もにっこり微笑んだ。

おっとその前に海外旅行保険にはいろうか。【4800円】

18:30 空港探索・税関後

パスポートと航空券をみせ金属探知機をくぐり、続けざまに税関。ともに一発クリア。

前フロアですべての地域を踏破し、関所を抜け未知の領域に踏み出すなんてなんだかドラクエみたいである。

さて、免税店エリアへ突入。出現モンスターが変化するみたいにあたりの様子もかわる。なんだかしっとりしている。しかし僕の行動は変わらない。しらみつぶしに歩くのみだ。

面白いもPhotoの発見。

一つ。税関カウンターを裏側からのぞけるのだが、ペルー人の写真が貼ってある。「この顔みたら110番!」の空港版だ。こんな原始的な網を張って獲物を追い詰めるんだ。

二つ。ブランド品の本物、贋物の比較展示。いささか過保護な気もするが面白いからよし。

三つ。ワシントン条約違反の品展示。海亀ギターの悪趣味なこと。音はいいのだろうか。

免税店を冷やかす。僕はブランド品に興味はまったくないが、酒には弱い。店頭に並ぶ琥珀色に導かれ値札を見ると、響17年が6000円じゃないか。一般市場価格の3分の2ほどだぞ。そりゃあ騒ぐわけだぜ。しかし、どんなによだれがたれようとも、出国前に荷物を増やすマネは、僕はしないぞ。ということで買わずにすます。

日本みやげの店発見。その名も「AKIHABARA」。外国人客が多い。10才から15才くらいの少年少女の団体が同じユニフォームを着て物色している。ボーイスカウトみたいなものだろうか。力士の置物をみて

「Funny!」といってみたり。買うものひとつみていてもおもしろい。マグカップやキーホルダーなんか人気だったな。あとアニメもの。ガンダムの模型とか。本当に人気なんだねえ。三箱買ってるボーイもいたよ。ありゃオタクだ。

僕が英語しゃべれるのなら醤油を薦めるのにな。売っているんだよ。いいよね醤油。日本文化ど真ん中だし、ちょっと料理にたらすだけで風味、コクが増す優れた調味料で実用性も高い。梅干や納豆みたいなクセもないしさ。

20:40 搭乗口へ

 空港内の電車に乗り搭乗口へいく。疲れた。これから旅がはじまんのかよ。

21:05 搭乗開始

 搭乗順にはビジネスクラスに優先権がある。「ヴィズィネェスのお客様をお待たせしてはいけません。エコノミーなどにかかわっている暇はないのです。」当然当然。資本主義社会。乗るのが蟹工船じゃないだけマシだと思え。

21:35 機上の人 

飛行機ってこんなにせまかったっけ。快適さはないけど無事な旅を願う。

 

22:15 おしぼりとドリンクのサービス

 迷ったがここはジンのロックを選択。お、当たりだ。ボンベイがでてきた。

23:00 機内食、箸の万能感

 狭苦しいなかでの食事なのだが、こういうとき箸の性能のよさには感心する。スプーンやフォークではこんなにも使い勝手がよくない。箸はすべて二本の棒でまかなえるのだ。シチューみたいなものは椀をもって流し込めばいいわけだし。唯一の弱点はゲル状食べ物だ。ゼリーやヨーグルトなど。かき込むしかないね。

うん、おいしかった。

二日目につづく

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